イタリアンバル 「Asparagus」 について


神戸三宮 北野坂にある 

イタリアンバール「アスパラガス」

アスパラガスは、2014年4月30日に、おいしいイタリア料理をワインと一緒に楽しんでいただくイタリアンバールとしてオープンしました。

<店名「アスパラガス」の由来>

「アスパラガス」は、ギリシャ語、ラテン語で「新芽」「若芽」という意味があります。新しい店の誕生にふさわしい名前であること、「芽吹いた生命が育ち、広がっていく」イメージから今後の発展を願い、名づけました。たくさんのお客様に喜ばれ、愛されて、「アスパラガス」の芽が広く生き生きと伸びて広がっていきますよう、日々、美味しいイタリア料理とワイン、心のこもったサービスをご提供いたしてまいります。どうぞ、ご来店いただき、楽しいひと時をお過ごしいただくとともに、アスパラガスの芽が伸びていくためにお力をお貸しくださいませ。

 

<オーナーシェフ 村井竜二について>

  

小学生のころ、母親に作ってもらったミートソーススパゲッティが大好きで、料理に興味をもつ。中華料理の豪快さに惹かれ、高校卒業後に中華料理店で働くも、阪神淡路大震災を機に店が閉店。それをきっかけに、子供のころからの夢であったパスタが作りたいという思いが再び芽生え、イタリアンで働くことを決意する。イタリアンレストランの有名店「ピノッキオ」や「ニョッキ」で10年ほど働き、イタリアンの基礎を学ぶ。その後、カフェなどでの勤務を経て、元同僚からバールのオープンの誘いを受け、イタリアンバール「コラソン」の開店に携わり、メインシェフを6年間勤める。

 バー勤務が長く、ワインに精通していたコラソンのオーナーと仕事をするなかで、ワイン、接客、音楽などにも見識を広めた。また、食材の仕入れからメニューの考案、料理教室の開催などに意欲的に取り組み、多様な経験を積んだのち、「アスパラガス」オープンに至る。

 

<イタリアンバル「アスパラガス」オープンの経緯>

 様々な店でシェフとして働くなかで、自然と自分の店で自由に料理をしたいという気持ちが膨らんでいきました。そして、制約を受けず、自分の思うように素材を試したり、新しい調理法にチャレンジしたりすることで、もっとお客様に喜んでもらえる料理が提供できるのではないかと思うに至りました。自由にできる環境に身を置くことで、より創作意欲も高まっていくとも考えるようになり、いずれ独立しようと決意しました。それまでの経験から、ワインや食材の目利きにも自信がもてるようになった40歳を目前に、満を持してイタリアンバール「アスパラガス」をオープンさせる運びとなりました。

<シェフのこだわり>

 イタリア料理のみならず、中華やベトナム料理店などで積んだ豊富な調理経験から、イタリアンの枠にとらわれずに、料理を創作していくことを得意としています。また、地方の農家から直接野菜を仕入れたり、地元神戸や兵庫県の野菜を扱う店を見つけては足しげく通ったりし、新鮮で美味しい食材を自らの目と足で探して使い、リーズナブルに料理をご提供できるよう努めております。魚介類についても同様で、中央市場に長年通った経験から、自らの目で食材を選ぶことを大切にし、鮮度が良くその時期にしか手に入らない素材にこだわっています。野菜や魚介、肉などそれぞれの素材を生かしながら、組み合わせることでできあがる料理の美味しさを追求するとともに、常に丁寧な仕事をするよう心がけています。

 

神戸三宮、

北野坂にオープンした理由。

 オーナーシェフが自ら選び、仕入れた新鮮な食材をふんだんに使い、丁寧に創りこんだイタリアンをリーズナブルに味わってもらいたい思いで、オープンさせたイタリアンバール「アスパラガス」。神戸で生まれ育ったオーナーにとって、地元で自分の店をもつことが夢でした。有名店や人気店、オーナーが憧れる店も多く、三宮の飲食店での勤務経験も豊富であったため、神戸三宮はオーナーにとって「ここで勝負してみたい」と思わせる場所であることは言うまでもありません。地元に根付き、愛される店となるべく、また、お客様に料理とお酒をじっくりと楽しんでいただけるイタリアンバルとなるべく、場所選びにもこだわっています。

「アスパラガス」は、各線三宮駅から北野坂を北に上がり、路地を入ったところにあります。繁華街の中心から少し離れたこの場所は、静かで落ち着いた雰囲気で、日常の喧騒をひと時離れてイタリアンとお酒を楽しんでいただくのにふさわしい場所です。入り口には、気軽に入れるイタリアンバルらしく、こじんまりとした看板をぶら下げております・・・路地をのぞいた時に、小さく光る灯りを頼りに、「アスパラガス」探しを楽しんでいただくのも、ひとつかと思います。

 店は、階段を下りた地下にあり、時間の流れもゆったりと感じていただけるつくりとなっています。カウンター4席、テーブル15席の店内は、シェフの目が十分に行き届く大きさです。お客様の様子や感想など、シェフが肌で感じ、きめ細やかなサービスができるようにと考えた店内です。ぜひ、隠れ家的な雰囲気を味わえる店内で、ワインとイタリアンをゆっくりとお楽しみくださいませ。